◆外来での診察
抗がん剤を始める前に内診するということで、外来に行くように言われました。
深く考えずに9時に外来に行くと、当然ですが診察を受けに来た他の患者さんが沢山いらっしゃいました。
私、すっぴんのジャージのスリッパ姿💦
(うっかりしてたー(;´д`))
救いだったのは、入院患者優先で一番に診察してもらえたことでした。
内診の結果は『傷口が荒れている』でした。
40過ぎてからは何処をケガしても治りが悪かったので、それも仕方ないとあまり気になりませんでした。
「若い頃生理痛酷かったんちゃう?」
と不意に尋ねられ、ビックリしていると
「癒着が酷かったからね。大変だったんちゃう?」
と。
「‥‥(T_T)」
確かに二十歳前後は本当に酷くて、生理がくる頃になると前もって鎮痛剤を飲むほどでした。
それでも辛く、仕事に影響が出ることも。
でもこればっかりは同じ女性でも個人差があり、理解してもらえない辛さもありました。
出産してからは随分とマシにはなっていましたが、生理痛が全くなくなる事はありませんでした。
男性の先生なので、おそらく痛みまではわからないでしょうが、何気ない一言で今までの辛かった生理痛を理解してもらえた気がして、なんだか涙が出そうになりました。
癒着が酷かったという事は、手術も大変だったのでは?と感謝しました。
「来週から抗がん剤始めるからね」と先生。
「その前に一度家に帰っていいですか?」
と、聞いてみました。
「いいよー」
と、あっさりOK!
(やったー❣️)
土、日に一時帰宅出来ることに!
診察室を出ると、逃げるように入院病棟へ戻りました。