◆3回目の診察
入院前の最後の診察です。
この時は他の臓器に転移があるかどうかわからない状態。結果がわかるんだろうと思っていました。前回、一人で来たのかと言われたこともあり、家族と病院で待ち合わせ。
まずは一人で循環器内科へ。
血栓問題です。
「小さな血栓はありましたが今すぐどうこう言うものではありません。ただ非常に見えにくく大きな血栓が無いとも言い切れません。あなたの下半身は今澱んでいます。」
‥‥うぅっ(涙)澱んでる‥‥
「手術前に血栓を溶かす注射をするという方法もありますが、あなたの場合手術優先なので今それをすると手術中に出血が止まりにくくなってしまうので、首から血管にカテーテルを入れて血液が心臓に戻る手前で血栓を回収する網状の傘を開きます。そういう方法もあるんですが本当に必要かどうか入院までにこちらで話し合わさせて下さい。必要と判断したら入院当日に処置しますので」と、こんな感じの説明でした。
とても丁寧な先生で良く理解できました。
しかし私の目は先生の目の前にあるパソコンに!当然私のカルテが開いてあり、“肝臓、所見なし” “肺、所見なし” “胃、所見なし”などの文字が見えます!
『転移無いってこと?ほんとに?(*゚∀゚*)』
と、フライング!
いやいや、婦人科の先生の説明を聞くまでは!と自分を抑えました。
次に婦人科へ。
夫と娘も来てくれました。
「じゃあ月曜から入院ねー」
くらいで、重要なことは何も無い!
いえいえ、決して悪い先生ではございません!信頼出来る良い先生でした。転移の有無の結果も聞けば教えてくれたのでしょうが、あまりにもあっという間で気付けば診察室を出ていました。
家族にはせっかく来てもらったのにごめんね。
手術に関する説明は入院してからとのことでした。娘は自分の耳で聞く!と学校を休んで聞きに来る!と宣言してました。