卵巣ガン治療+日記

病気のこと、日々のこと

◆病院へ

火曜日の朝、やはり痛みが取れず

パートを休んで町の小さな病院へ。

 

レントゲンや腹部エコーなどで色々調べて頂きました。

レントゲン、なんかモヤっとしていてよく見えない。

「よく見えないねぇ」と先生。

エコーも

「なんかお腹パンパンやね」と先生。

少し考えて

「あんまり変なことせん方がいいと思うから、紹介状書くから今から行ける?今ならまだ間に合うでしょ!電話しとくから」と。

 

せっかく仕事休んだし、この際徹底的にと思って紹介状を持って大きな病院へ。

 

病院につくと、それほど待たずに救急外来みたいな感じのところで、おそらく当番なのであろう先生が診てくれました。

 

「便秘かなぁとは思うんですけど‥」と前置きして症状を説明。

先生からいくつか問診があり、そのひとつに

「熱ありますか?」と。

「ありません!」と言ったのに体温計を出されて測ってみると、熱が!

びっくりしました。

いつもなら、少し熱が出ただけでもわかるのに。熱が出ると皮膚を触られた感触が違うのです。他の方もそうなのかしら?

今回は自覚症状無しでした。

 

そして触診が終わると

「CT撮りましょう」となり別の部屋へ。

初めてのCTで緊張!

なにやら同意書にサインして、いざ撮影へ。

造影剤を注入!

話は聞いていましたが、喉の奥が熱くなる。そしてお尻の穴も熱くなる(^_^;)

撮影が終わり、結果が出るまで処置室へ。

ベッドに寝かされ点滴。

『点滴するほどでも無いのに(・・;)』と

申し訳ない気持ちで横になっているうちに、いつのまにか寝てました。

なんだか点滴がとても気持ちよかったのです。

身体が『おいしい!』といってるような。

 

看護師さんに呼ばれて目を覚ましました。

「先生から説明があります」

イビキかいてなかったかしら(・・;)と、少し恥ずかしくなり慌てて起きました。

 

最初の診察室に行くと、先生がCTの画像を指しながら

「説明しますね」とやさしい口調。

「卵巣が腫れています」

 

『‥‥えっ⁉︎    らんそう⁇』言葉はでません。

 

「骨盤いっぱいに卵巣が腫れています。腹水も溜まっています。残便感があったのはこれに圧迫されていたからでしょう。発熱も炎症がおきているからだと思われます。とにかく治療が必要です。この病院では専門外なので紹介状を書きます。今日じゃなくてもいいですが出来るだけ早く診察を受けて下さい。」

 

えーーー‼︎

 

私は産婦人科に行かなくてはいけなかったのか、と反省。

ほんと、すみません。

 

紹介状とCTの画像の入ったCDを頂きました。

 

病院を出てすぐにパート先へ電話しました。

明日も行けないこと、しばらく行けなくなるかもしれないことを伝えました。

少人数のパート先なので、誰か休むと大変なので早めにシフトを組めるようにと。

この時は申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

とにかくこの日は疲れました。

『明日、紹介された病院へ行こう!

と、ガンという文字はまだ想像すらしていませんでした。